9月8日、財政再建・歳出削減を柱とする予算案を巡り、内閣不信任決議を受けてマクロンを支えてきた中道派重鎮のフランソワ・バイル内閣が倒壊した。その翌日、マクロン大統領は側近中の側近で39歳のセバスティアン・ルコルニュ氏を首相に任命した。しかし同氏は組閣 ...
2024年12月6日付のワシントン・ポスト紙で、同紙コラムニストのファリード・ザカリアが、最近の韓国、フランス、米国等における政治状況を民主主義の危機と捉え、共通の背景として政治制度や政府への信頼が失われていることがあるが、民主主義を ...
フランスで9月に発足したバルニエ政権が総辞職に追い込まれる窮地に立っている。議会の最大勢力である左派勢力「新人民戦線」、それに極右政党「国民連合」は12月2日、それぞれ内閣不信任案を提出した。 国民議会(下院)で過半数の議席を持たない ...
仏大統領府によると、兵役中は月額最低800ユーロ(約14万円)の手当が支給されるという。初年度の2026年は3千人を受け入れ、30年に1万人、35年には5万人へと拡大させる方針だ。マクロン氏は27日にあった演説で「国家と軍隊の結束を強め、国の強靱(き ...
1789年8月26日に採択されたフランス人権宣言は、人権の普遍的な理念を初めて明文化した文書として知られています。その第一条は 「人は、自由かつ諸権利において平等なものとして生まれ、そして生存する」 というものです。 先に紹介した 世界人権宣言 ...
マクロン大統領の発表によれば、この新たな「志願制兵役制度」は2026年夏に開始。18歳から19歳の若者を中心に行われ、「国民奉仕活動」という名称のもと、志願者は10カ月間、最低月額800ユーロ(約145,000円)の手当に加え、その間の宿泊施設、食事 ...
「僕は豚肉を食べないフランス人だ」。2017年にムスリムの移民が多いフランス北部の街を訪ねた。若い理容師が誇らしげに話していた。ちょうど仏大統領選の年だった。マリーヌ・ルペン氏が国内でのイスラム原理主義の台頭を懸念し「フランス人として受け入れられない ...
フランスで限定的な兵役が復活する。同国で徴兵制が廃止されてから25年以上が経過したが、この計画では、若者が有給で10カ月間の軍事訓練に志願することになる。この変更によりフランスは、ロシアの侵略への懸念からさまざまな条件で兵役制度を導入している他の欧州 ...
[フランクフルト 16日 ロイター] - フランスの政治的行き詰まりは、欧州各国の政府が高齢化が進む有権者の要求と財政支出抑制の必要性の間で板挟みとなり、年金制度の財源不足をなかなか埋められずに苦戦している状況を示している。 年金を受け取る ...
マクロン大統領は「フランスは中国との関係を重視し、『一つの中国』原則を確固として順守し、両国間の包括的戦略的パートナーシップを継続的に深化させる意思がある」と応じた。マクロン大統領が「一つの中国」原則に言及したことから、両首脳間では台湾問題も協議され ...
フランスが麻薬に揺れています。密売は都市部から地方に広がり、市民が抗争の巻き添えになる事件も起きました。貧困や移民差別ともつながる麻薬犯罪は、政治を変えつつあります。麻薬の蔓延が生む危機は社会に何をもたらすのか。足を運んだ現場には ...
10月16日、 フランスの政治的行き詰まりは、欧州各国の政府が高齢化が進む有権者の要求と財政支出抑制の必要性の間で板挟みとなり、年金制度の財源不足をなかなか埋められずに苦戦している状況を示している。写真は3月、パリで年金支給額の ...