日本はいったい、世界のなかでどのような立ち位置を占めているのか。世界情勢が混乱するなか、こうした問題について考える機会が増えたという人も多いかもしれません。日本が世界に占める位置を、歴史的な視点をもって考えるうえで非常に役に立つのが、『イザベラ・バー ...

あずま零氏の新マンガ『ハプスブルク家の華麗なる受難』が12月9日に発売され、ヨーロッパの名門ハプスブルク家の波乱の歴史を描いている。物語は1273年のスイスから始まり、華やかなイメージとは裏腹に苦難を強いられた一家の実態を明らかにする。読者は歴史に興 ...

ヨーロッパの歴史における大きな謎の1つは、身体刑の消滅です。 前近代の世界では、ヨーロッパにかぎらず世界のどこでも残虐な刑罰が当たり前に存在しました。罪人の手足の骨を鉄棒で叩いて粉砕し、ぐにゃぐにゃになった腕で体を車輪に括り付けて ...

人類の歴史は、交易、外交、戦争などの交流を重ねるうちに紡がれてきました。しかし、その移動や交流を、文字だけでイメージするのは困難です。地図を活用すれば、文字や年表だけでは捉えにくい歴史の背景や構造が鮮明に浮かび上がります。 本連載は ...

人類の歴史は、交易、外交、戦争などの交流を重ねるうちに紡がれてきました。しかし、その移動や交流を、文字だけでイメージするのは困難です。地図を活用すれば、文字や年表だけでは捉えにくい歴史の背景や構造が鮮明に浮かび上がります。 本連載は ...

アフリカで生まれ、世界中に移動し、そして今、宇宙へと進出しようとする人類500万年の歴史を、テーマに即した豊富な地図、写真、イラストで解説するビジュアル大図鑑。 西欧はもちろん、アジア、アフリカ、アメリカ、オセアニアなどの文化や動向まで ...

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」は貴重なアーカイブ映像と証言を駆使し、戦後サブカルチャーを通して人々の“欲望の系譜”に迫る歴史エンタメ ...

『世界の多様性〈普及版〉 〔家族構造と近代性〕』（藤原書店） 家族システムと心性 今世紀の古典 人類学者トッドは、評者と同じく団塊の世代に属する。かつて二五歳の新進気鋭の学者は、来たるべきソ連の崩壊を予告したのだから、驚くべき予言で ...

奈良国立博物館（奈良市登大路町）で、同館では初の民族文化展となる特別展「世界探検の旅―美と驚異の遺産―」が開かれている。天理大学付属天理参考館（奈良県天理市守目堂町）との共催で、30万点以上の参考館の収蔵品から約210件が「出張」してきた。

本書は、著者が「長い20世紀」と呼ぶ1870年から2010年の世界経済史を独自の視点から読み解いて、大きな歴史のストーリーを提示したものである。著者は、金融市場、マクロ経済政策等の多様なテーマについて、経済史の視点から、洞察に富む論考を数多く ...