約7万年から7万5000年前、インドネシアのスマトラ島にあるトバ火山の大噴火が気候を劇的に変化させ、人類の人口を1万人未満に縮小させる遺伝的ボトルネックを引き起こしたといわれています。生き残ったのは、食料をあさり、信頼できる避難所を見つける方法を知っ ...
人類の進化には、まだ発見されていない姉妹種がいるのかもDidit hutomo-shutterstock 約100万年前の頭蓋骨の化石を分析した国際共同研究により、ホモ・サピエンス(現生人類)の出現時期が定説より40万年早く、現在より100万年以上前にさかのぼる可能性が示され ...
遠い未来への長期計画を立てるのが、人類などの大型類人猿は不得手だ。現生人類ホモ・サピエンスは高度に社会化された動物で、必要に応じて協力する傾向があるが、隣の一族と言い争いになる傾向もそれと同じくらい強い。その場所が太古の東アフリカ ...
私たちは今、進化のルールそのものが書き換わる「転換期」に直面している。長い間、人類は自然選択と遺伝的変化によってゆっくりと進化してきた。 しかし今や、医療、教育、テクノロジーといった文化の仕組みが、その役割を急速に肩代わりし始めて ...
1. はじめに:コロナ禍で見つめ直す、人類と感染症の歴史 新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックは、世界中の誰もが感染症の脅威を身近に感じる経験となりました。目に見えない病原体が、いかに私たちの社会や生活に大きな影響を与えるかを改め ...