本文中の小見出しを採用した目次を眺めると、日本史を「税」の視点から、古代・中世・近世・近代・戦前・戦後…と通覧できる。第1章で藤原氏が、外戚でない後三条天皇の政策で、寄生的政治権力が没落していく様など、一族の権勢の核が政治力でなく税的基盤(荘園=私有地)だった事実が明かされる。鎌倉時代で武家社会となるが、税制基盤は古代と変わらず、後期になり商工業や流通が発達してもそれを活(い)かせたのは、直轄地の ...
1980年代、ハンガリーの10世紀の墓から、人骨と共に、弓と矢じりと宝飾品という不可解な組み合わせの副葬品が発見された。当初の研究では、墓に埋葬されていた人物は男性だと推測されていたが、この人骨を新たに調べてみたところ、女性だったことが ...
この機能は『D刊プラン』の方限定です。 古代から中世のアジアで中国王朝が周辺諸国を従属させた「冊封(さくほう)体制」から、日本はいち早く抜け出す必要があったのか―。現代の日本とアメリカとの国際関係との視点を行き来しながら、当時の国際 ...
新しいローマ教皇に米国出身のレオ14世が選ばれた。カトリックの最高権威がなぜ絶大な影響力を持つようになったのかを知るには、2000年にわたる歴史をひもとく必要がある。まず古代~中世について藤崎衛・東京大教授(西洋中世史)に聞いた。 ご登録 ...
自分の身を守るために、塀や堀の後ろ、または丘の上に隠れたくなる人間の本能は昔から変わらない。中世の時代、武器や戦争の進化に伴い、こうした本能はヨーロッパの人々を要塞の建造へと駆り立てた。やがてヨーロッパは要塞建築の黄金時代を迎え ...
グラフィック社は、書籍『ひみつの本棚シリーズ中世の庭の薬草事典 癒しと恵みのハーブ』を、2025年8月に発売いたします。 『中世の庭の薬草事典』書影 育てて使う、40種の癒しの植物を基礎から学ぶ! 薬草は過去の遺物ではなく、現代においても有効な ...
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