司忍組長―竹内照明若頭による六代目山口組の現体制で、その屋台骨を支えるのが四代目弘道会だ。先の分裂抗争では多くの逮捕者を出す一方で、対立組織からは常に目の敵にされ、その存在感の大きさが際立った。そんな弘道会の代替わりから2カ月が経過した今、改めて中核 ...

上部団体である六代目山口組の外交戦略を占う意味でも注目されるのが、元最高幹部の小澤組・小澤達夫組長の存在だろう。小澤組長は19年10月の髙山相談役の出所直後、弘道会幹部から若頭補佐に抜擢されていたが、今年10月1日に田岡一雄三代目時代からの山口組の親 ...

野内会長を支える弘道会最高幹部の陣容についても触れておこう。要役の若頭には、三代目髙山組・南正毅組長が就いた。竹内総裁が三代目弘道会会長に就任した際、髙山組の跡目を継承しており、いわば弘道会での“本流”を歩んできたことになる。

司忍組長、高山清司相談役を輩出した中核組織でトップ人事が発令 竹内若頭を待つ野内会長。儀式での大役を前に、その表情からは緊張感が漂っている。袴には「当代」の徽章が見える 「到着されました！」 秋晴れとなった大安吉日の9月25日、愛知県 ...

昨年末、愛知県瀬戸市で行われた餅つき行事に参加した六代目山口組の司忍組長（中央） 分裂・離反した神戸山口組との10年抗争への終戦を4月に宣言し、体制強化に乗り出す山口組に新たな動きが出てきた。名古屋に本拠を置く中核組織の弘道会の新体制が ...

継承盃を行った野内新会長（中央）。大きな節目を前に、その表情からは緊張感が伝わってくる 9月25日、愛知県豊橋市の郊外にある老舗暴力団・平井一家の本部は、早朝から物々しい雰囲気に包まれていた。 【画像】すごい…！会長継承の盃事で並び立つ ...

神戸山口組は3月、6代目山口組の挑発に乗るなと、系列組員に対する指導の徹底を決めたが、依然として各地で両派はぶつかり合っている。車の突っ込みや火炎ビン、集団暴行、カチコミなど、枚挙にいとまがないほど… 2016年3月28日 6代目山口組・司忍 ...

同時に9つの親戚・友好団体との関係性の強化にも動き、10月には中核組織・弘道会の最高幹部と関東の老舗組織である東声会の早野泰会長が、組織を超えて兄弟盃を交わし話題を呼んだばかりだ。

年の瀬になると、ヤクザ業界もせわしなさが一気に増す。さる12月1日から3日までの3日間、日本最大のヤクザ組織である六代目山口組・司忍組長が、全国の親戚・友好団体のトップと次々に会談を持ったのだ。ヤクザ事情に詳しいジャーナリストが解説する。

9月、弘道会は津市で同会の人事について集まりを持ち、新人事を通達した。弘道会の会長がこれまでの竹内照明から弘道会若頭の野内正博に交代し、竹内は弘道会の総裁に就く。4代目弘道会の若頭には、それまでの若頭補佐・南正毅（3代目高山組組長）が ...

秋田地検は10日、暴力団構成員が使用することを隠して乗用車を購入したとして、詐欺の疑いで逮捕、送検された秋田市の指定暴力団6代目山口組3代目弘道会系構成員の57歳男性と、同市の会社役員の41歳男性を ... 五島列島キリシタン物語【後編 ...