那覇市の桜坂劇場で公開されている映画「豹変と沈黙」(原義和監督)の上映後トークが6日、同劇場であり、父とおじ2人が日中戦争に従軍させられた具志堅正己さん(74)が原監督と登壇した。映画は元日本兵らの日記を基に日中戦争か […] ...
定年退職したサラリーマンらが、東京大空襲など戦争被害の証言をまとめた映画「戦争の記憶の一片(かけら)を集めて」と「東京大空襲とすみだ」の2本が、「すみだ生涯学習センター」(東京都墨田区東向島2)で上映される。7日に「一片」上映と製作した人たちのトーク ...
劇場アニメーション『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』が公開された。 終戦80年の節目である今年。本作は、太平洋戦争、すでに日本の戦局が悪化していた昭和19年9月15日からは始まったペリリュー島の戦いと、終戦を知らず2年間潜伏し最後まで生き残った34人の兵士たちを描く物語。 原作は、「ヤングアニマル」(白泉社)で連載され、第46回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した同名漫画。板垣李光人が心優しい漫画家志 ...
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2026年1月号からの転載です。 かつて南方の美しい島・ペリリュー島で、日米両軍の激戦が繰り広げられた――。兵士たちの戦い、戦地で繰り広げられる人間模様を描いた武田一義さんのマンガ『ペリリュー ...
公開中の『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』が本当に……本当に素晴らしい映画でした! PG12指定であるがゆえの注意点を記しつつ、戦争アニメ映画の金字塔となった3つの理由を解説しましょう。(画像出典:(C)武田一義・白泉社/2025「ペリリュー ...
世界のさまざまな地域の争いを報道などで目にする機会が多いように感じられる昨今。何が正しくて何が間違っているのかも分からないけれど落ち着かない。そんな気分の方も多いのではないでしょうか? そんなとき、考えを広げるきっかけとして戦争を描いた映画を見るのもいいかもしれません。そこで、前回までの記事では、以下の2作品を紹介しました。
埋もれた戦争の記憶を多面的に掘り起こした台湾ドキュメンタリー映画「島から島へ」が今年、約半年かけて日本各地の大学で上映された。来日した廖克発監督(46)が学生らと対話を重ね、「若い世代が戦争にどう向き合えばいいのか」などを語り合った。
駆逐艦雪風を舞台とした旧帝國海軍軍人とその家族たちの人間ドラマです。 先任伍長・早瀬幸平(玉木宏)は部下に自分たちの役割を「何でも屋」だと語ります。敵艦があれば魚雷を発射し、手が空けば機関銃の弾を運び、戦闘が終われば海の上に浮かぶ生存 ...
この監督の新作は見逃したくない。『ゆれる』『すばらしき世界』など、そう思わせる映画を撮ってきた西川美和監督が、今、第2次世界大戦後の混乱期を舞台にした新作映画の制作に取り組んでいる。物語の中心となるのは、戦争孤児と呼ばれた子ども ...
アニメ「機動戦士ガンダム」で総監督を務め、宇宙を舞台にした戦争に巻き込まれた少年少女たちの人間ドラマを描いた富野由悠季監督が、戦後80年に際しインタビューに答えた。平和を守るために大切なのは「戦争を始めないこと」だという―。
この映画は太平洋戦争時、日本海軍の主力駆逐艦「陽炎型駆逐艦8番艦雪風」が題材となっている。この雪風という船は戦地から必ず帰還してくることで「幸運艦」や「呉の雪風 佐世保の時雨」と謳われていた。戦後「丹陽」という名で中国に賠償艦として ...