安良岡康作氏(やすらおか・こうさく=東京学芸大名誉教授、元専修大教授、日本中世文学)1日午前7時15分、心不全のため東京都府中市浅間町2-8-2の自宅で死去、84歳。埼玉県出身。葬儀・告別式は8日午前10時半から府中市浅間町1-3、府中の森市民聖苑で。
フェリス女学院大学(神奈川県横浜市/学長:荒井真)文学部日本語日本文学科ゼミでは、毎年度、前期の約1か月半をかけて古典プロジェクトに取り組んでいます。今年度は、谷知子教授(日本中世文学・和歌文学)、吉田弥生教授(日本近世文学・演劇 ...
「世田谷文学館 開館30周年記念 ドナルド・キーン展」が2026年3月8日(日)まで、東京都の『世田谷文学館』で開催されている。ドナルド・キーン(1922-2019)の生涯とともに彼の著作をたどり、あらためて日本文化や日本文学とは何かを考える。 TOP画像提供=一般財団法人ドナルド・キーン記念財団。 キーンを通して日本文学の魅力を再発見 ...
改元後、もうすぐひと月が経とうとしている。史上初の新元号事前発表から改元まで、天皇の代替わりという慶事と相まって、日本中はお祭り・お祝いムードと新しい時代への期待感に満ちあふれた。それは、改元という行為が本来担っている予祝の効果 ...
中世風ファンタジー作品の見どころを歴史の専門家の目線から解説する、WEBメディア「シンクロナス」の人気連載「〝中世 ...
藤原重雄著『縁起絵・行事絵を読む—中世絵画史料論—』が11月19日、中央公論美術出版から刊行されました。 絵巻や屛風絵など当時の姿を描いた、いわゆる中世日本の「やまと絵」は、現代人が実際に目にすることができない遠い過去の ...
私は、中世をひとことでいう時に、「都市の時代」とか「商品の時代」を使うことが多い。13世紀頃から、列島各地に増え始めた都市を求心力として商品経済が急速に発展した。それを支えたのが銭である。おもしろいことに中世の政府は自国銭の鋳造 ...
13世紀のアイスランドで花開いた雄渾華麗な物語。「幻の名著」が、最新の研究成果を踏まえた図版・系図・地図・文献案内を備えて復刊。 エギルのサガ:巨漢のエギルが、ヴァイキング気質と比類ない詩才をもって王や難敵と渡り合う激動の生涯。
『ヤバいBL日本史 (祥伝社新書 679)』大塚 ひかり祥伝社この記事の写真をすべて見る 日本のエンタメ業界の中で、勢いが衰える気配を見せないのがBL(ボーイズラブ)のジャンルです。男同士の恋愛・性愛関係を描いた作品を指し、もとは少女漫画の世界から ...
4月に刊行された前田英樹著『保田與重郎の文学』。全800頁近くという大部な本でありながら、本当の文学を求める読者の感動を呼び、このほど増刷となりました。 ドイツロマン主義を背景とした戦争賛美者にして反動主義者という旧来の理解を覆し、古典 ...
少女の頃、宮崎駿から大江健三郎まで、日本のアニメや文学に魅了されたセイフ・ラナさん。今は日本文学やマンガのアラビア語翻訳に意欲的に取り組む。特に関心があるのは、現代社会で女性が感じている「怒り」を表現した小説だ。同時に、海賊版の ...