一言で「仏教」と言っても、日本で浸透しているのは釈迦本来の教えではなく、教義を変えた「大乗仏教」である。では、なぜ日本では大乗仏教が一般的になったのか? 40代で仏教に目覚めた古舘伊知郎氏と、釈迦仏教の第一人者・佐々木閑氏との対話を ...
従来、日本の仏教の歴史は学問や思想の歴史として、さらに寺院や各仏教教団の社会的・経済的側面から主に語られてきた。本書では、そんな仏教史を、庶民信仰としての仏教という視点から解説したテキスト。 インドで成立した仏教が日本に流伝した時期 ...
悲観論から生まれた新宗派「自力」から「他力」へ 平安時代末期から鎌倉時代にかけて、日本社会は大きな変革期を迎えていた。この時代は合戦や自然災害、流行病、食糧不足などが相次ぎ、生きることに不安が覚える人々が世にあふれていたのである。
人口減や地域経済の衰退によって仏教が曲がり角に立たされている。檀家制度は崩壊の危機に瀕し、寺院の消滅や「墓じまい」の流れが止まらない。1500年の歴史を有する日本の仏教はどこへ向かうのか。僧侶でジャーナリストの鵜飼秀徳氏が仏教界に ...
配信日時: 2024-09-28 17:45:24 2024年9月6日(金)に朝日新聞出版より発売された「歴史道(れきしどう) Vol.35』(週刊朝日MOOK)「日本の仏教1500年史」特集号が、売れ行き絶好調で完売店続出。入手できなかった読者のみなさんのご要望にお応えして、重版が決定 ...
2024年9月6日(金)に朝日新聞出版より発売された「歴史道(れきしどう) Vol.35』(週刊朝日MOOK)「日本の仏教1500年史」特集号が、売れ行き絶好調で完売店続出。入手できなかった読者のみなさんのご要望にお応えして、重版が決定しました!出版不況も ...
古くから仏教を信奉してきた日本には、仏教の先進国・中国から数多くの仏教文物がもたらされたが、そのなかでも宋と元の時代の仏画を中心に展観する特別展が、9月20日(土)から11月16日(日)まで、京都国立博物館 平成知新館で開催される。日本に残る貴重 ...
2025年大阪・関西万博が何かと話題となる中、万博(国際博覧会)の歴史を「仏教」というキーワードで読み解く企画展示「万博と仏教」が高島屋史料館(大阪市浪速区)で開かれている。世界各国の注目が集まる万博という場において、仏教がどのように ...
『隠された聖徳太子――近現代日本の偽史とオカルト文化』(ちくま新書) 『隠された聖徳太子――近現代日本の偽史とオカルト文化』(ちくま新書)は、日本史上もっとも神秘的な「聖人」である聖徳太子が、1000年以上ものあいだどのように語り継がれ ...
(一社)日本文化伝承協会より派遣された巫女が、桜の開花時期に合わせ仁和寺の宸殿で2024年3月30日、31日の二日間に渡り巫女舞を奉納。 観客は予想を上回り総勢約300人もの人が押しかけ、重要無形文化財総合指定保持者の大倉正之助氏の能の奉納もあり ...
日本古来の墓、「古墳」を自分のお墓にできることをご存じだろうか? 前方後円墳(東京・港)は、歴史の教科書でもおなじみの前方後円墳を、樹木葬などの墓として建築・販売。発売から24時間で280区画が完売するなど反響は上々だ。同社を設立したのは、明治天皇の ...
チベット仏教と聞くと中国とのチベット問題を思い浮かべる人がいるかもしれません。ここではチベット問題が起きる前のチベット仏教の経緯を紹介します。 問題が起きる前も波瀾の歴史をたどっているチベット仏教。イマは過去の出来事の延長線上にあり ...