2025年9月に科学雑誌『Science』に発表された、植物の免疫受容体「SCORE」の発見。SCOREは85%以上の細菌やカビ、昆虫に共通する「低温ショックタンパク質(CSP)」を検知し、免疫反応を誘導します。さらに、SCOREのごく一部のアミノ酸 ...
理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター 植物免疫研究グループの白須 賢 グループディレクター(環境資源科学研究センター 副センター長)、ブルーノ・ポクマン・ゴウ 基礎科学特別研究員、門田 康弘 専任研究員らの国際共同研究チームは、植物 ...
葉にある気孔の作り方が植物種によって多様である仕組みに関する仮説を、気孔を作る遺伝子のはたらくタイミングに注目して証明した。 気孔をつくる遺伝子がはたらくタイミングを遺伝子操作によりずらすことで、気孔の作り方を思い通りに改変する ...
-RNAサイレンシング機構を抑制しつつ正常な形態形成を維持する植物体を作出- 国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)バイオものづくり研究センター 松尾幸毅 主任研究員は、RNAサイレンシング機構を抑制することで機能性 ...
植物学者・田中修さんの本は、これまでも中学入試でたくさん扱われています。今回ご紹介するのは、2021年5月に出版された「植物のいのちからだを守り、子孫につなぐ驚きのしくみ」。22年度に複数の中学入試で出題されました。専門的な内容を親しみ ...
京都産業大学(京産大)は4月18日、アブラナ科植物の一種である水陸両生植物「Rorippa aquatica(ロリッパ・アクアティカ)」(R. aquatica)のゲノム解読に成功し、遺伝子発現解析の結果から、水没という環境変化が植物ホルモンの「エチレン」を介して機敏に感知され ...
東京で育った野田口理孝さんは、幼少期から植物や動物が好きだった。小学生のころ、植物の葉緑体が光を利用し、水と二酸化炭素から酸素やデンプンをつくる光合成の仕組みを知り「人の首に葉緑体シートを貼れば、食事なしでも生きられるのではないか」と想像を膨らませた。 高校生のころ、エボラ出血熱など致死率の高い感染症の存在を知り、アフリカなどの流行地域の状況を知るため新聞を読みあさった。「人の病気の研究者になろう ...
WOX13は先行する研究で調べられていたコケ植物に加え、シロイヌナズナのような被子植物でも、体を修復する鍵を握っていた。進化を重ねても陸上植物が幅広く維持していることから、修復のために重要な遺伝子であるという理解が深まった。このことも ...
累計30万部突破の人気シリーズ「角川まんが学習シリーズ」から『のびーる理科 生物 植物・動物・人体』および『のびーる理科 化学 空気と水・燃焼・水溶液・気体』が、2025年2月27日に同時発売された。 【画像】『角川まんが学習シリーズのびーる理科 ...