本成果で報告した技術を用いることで、SLやそれらが作用する受容体タンパク質が「どの程度、どのように働くのか？」を、溶液を混ぜて汎用的な装置で測定するだけの簡便な操作で行えるようになりました。また、植物は根からさまざまな有機化学物質を分泌していますが、 ...

2025年9月に科学雑誌『Science』に発表された、植物の免疫受容体「SCORE」の発見。SCOREは85%以上の細菌やカビ、昆虫に共通する「低温ショックタンパク質（CSP）」を検知し、免疫反応を誘導します。さらに、SCOREのごく一部のアミノ酸 ...

明治大学農学部 西山康太郎助教、瀬戸義哉准教授らの研究グループ ■要　旨 - ...

－気候変動下で農作物の生産性を保つ技術への応用に期待－ 理化学研究所（理研）環境資源科学研究センター 植物脂質研究チームの中村 友輝 チームリーダー、ゴ・アンハイ 訪問研究員らの国際共同研究チームは、植物細胞の小胞体[1] が植物体の一部で ...

理化学研究所(理研)は8月25日、植物細胞の小胞体が気温上昇などのストレスに応答し、その機能を維持するために働く重要な因子のメカニズムを明らかにしたことを発表した。 同成果は、理研 環境資源科学研究センター 植物脂質研究チームの中村友輝 ...

～動物とは異なる”植物ならでは”の仕組みを発見～ 横浜市立大学大学院生命医科学研究科 構造生物学研究室（エピジェネティクス構造生命科学）の菊地杏美香さん（博士課程2年）、有田恭平教授、東京大学医科学研究所の西山敦哉准教授、東京科学大学 ...

理化学研究所(理研)は2月2日、植物が種子に多く蓄える油脂を合成する際に、酵素「LPPα2」と「LPPε1」が協調していること、また葉緑体もその合成に関与しているというこれまで知られていなかったメカニズムを明らかにしたと発表した。 同成果は、理研 ...

東京で育った野田口理孝さんは、幼少期から植物や動物が好きだった。小学生のころ、植物の葉緑体が光を利用し、水と二酸化炭素から酸素やデンプンをつくる光合成の仕組みを知り「人の首に葉緑体シートを貼れば、食事なしでも生きられるのではないか」と想像を膨らませた。　高校生のころ、エボラ出血熱など致死率の高い感染症の存在を知り、アフリカなどの流行地域の状況を知るため新聞を読みあさった。「人の病気の研究者になろう ...

カンナは、南アフリカ共和国とナミビア共和国に広がるカルー砂漠に自生する多肉植物です。過酷な自然の中に生きる現地の人は、数千年前から「心と体を整える植物」として愛用してきた背景があります。

毒には、じわじわと血流に侵入するものもあれば、犠牲者が何が起こっているかもわからないうちに身体機能を停止させる即効性のものもある。ここでは、天然の致死性毒物を含む植物として屈指の知名度をもつ3種について紹介していこう。これら3種の植物はいず ...

東京大学などの研究グループは、植物プランクトンが減少すると南米の太平洋沿岸の海面水温が上昇する「エルニーニョ現象」の影響が弱まることを明らかにした。植物プランクトンが水温に与える影響を定量化する解析手法を適用した。気象モデルに植物プランクトンを含む海 ...