防衛省が海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)で進める「最適化事業」が具体化してきた。太平洋戦争時から立つ築80年以上の格納庫を含む5棟を建て替え、2棟を改修する。他にも6階建て庁隊舎や弾薬庫(火薬庫)を新設、史料館や管制塔、周辺の山にある通信関連 ...
張りつめた空気が漂っていた。入り口には千羽鶴と「撮影禁止」の注意書き。 太平洋戦争で特攻隊として出撃した約1200人の遺品と遺影が展示されている部屋だ。 鹿児島県鹿屋市にある海上自衛隊の鹿屋航空基地史料館を訪ねたのは、11月半ばだった。
鹿屋市にかつて「ヒコーキ代議士」と呼ばれた政治家がいた。1910年代から60年代まで県議会議員や衆議院議員、市長を務めた永田良吉だ。地域浮揚策として軍隊の誘致活動に熱意を注ぎ、実現したのが1936(昭和11)年の鹿屋海軍航空隊開隊 ...
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