ドイツのメルツ首相は先ごろ、ベルリンでポーランドと政府間協議を行った際、第二次世界大戦時にナチス・ドイツがポーランドに与えた深刻な傷について、ドイツは永遠に銘記し、常に歴史的責任を負うと述べ、「歴史を直視することに終わりはない」と強調した。新華社が伝 ...
第1次世界大戦時に広島市の似島の捕虜収容所で暮らしたドイツ人捕虜の、健康診断書が見つかった。収容所からの解放後に発行されたもので、専門家は「似島の捕虜収容所に関する文書や写真は極めて少ない。捕虜の実態解明に資する貴重な資料だ」とみて ...
なぜ第二次世界大戦は起きたのか。安全保障研究者の千々和泰明さんは「第一次世界大戦を経て、各国は怖がっている相手を脅してはいけないという教訓を得た。しかし、この教訓を守りすぎたがゆえに、第二次世界大戦は起きてしまった」という――。
先の大戦で「持たざる国」の日本は、総力戦の時代が来ていたにもかかわらず、国力からすれば無謀な戦争に突入、惨めな敗北を喫した。その原因については、例えば司馬遼太郎のように、明治の政治家や軍人は立派でビジョンもあったが、昭和になると ...
立命館大や付属の小中高校を運営する学校法人立命館が改正を進める「立命館憲章」を巡り、4月に学内で示された改正案で、第二次世界大戦への反省を示す文言などがなくなったことに学生や教職員から反対の声が上がった。法人は10月18日の創立記念行事で新たな憲章を ...
なぜ今もなお世界で戦争が起きるのか。この問いを理解するためには、「暴力を管理する権限」を持つ「警察」の不在という、国際社会の根本的な特徴を理解する必要がある。 地政学動画で平均150万回再生を記録する社會部部長が、不変の地政学の法則を ...
先週は、フレンチバロックの作曲家、フランソワ・クープランを取り上げましたが、今日はそのクープランの名前を名前に冠した20世紀の作品、モーリス・ラヴェルの組曲「クープランの墓」を取り上げます。 ヴェルサイユ宮廷が繁栄し、王家と共に音楽家 ...
人類の歴史は、交易、外交、戦争などの交流を重ねるうちに紡がれてきました。しかし、その移動や交流を、文字だけでイメージするのは困難です。地図を活用すれば、文字や年表だけでは捉えにくい歴史の背景や構造が鮮明に浮かび上がります。 本連載は ...
中国が米英仏など第2次世界大戦の戦勝国に対し、高市早苗首相の台湾有事をめぐる答弁が「戦後の国際秩序」を揺るがしていると訴えている。答弁の撤回を求める中国は台湾に関する立場について国際社会の支持を取り付け、高市政権への圧力を強める狙いがあるとみられる。