史上初の女性首相が誕生した。高市早苗首相の登場までの全5幕の政変劇は、第1幕が9月7日の石破茂前首相の辞意表明、第2幕が10月4日の自民党総裁選挙、第3幕は10日の公明党の連立政権離脱、第4幕は「ポスト石破」をめぐる与野党の攻防戦であった。
自民党は1955年11月の結党から70年を迎えた。節目の今年は、衆院に続き参院でも少数与党に転落し、四半世紀にわたり政権をともにした公明党が連立を去るなど、異例ずくめとなった。派閥裏金事件で失われた信頼の回復は道半ばだが、自民党は「国民政党」として再起できるのか。
いわゆるご祝儀相場で解散した内閣はない。石破茂氏は首相就任直後に解散したが、そもそもご祝儀相場と言えるほどの支持率がなかった。発足時に支持率が80%を超えていた小泉純一郎首相すら、ご祝儀相場をもって解散はやっていない。高市内閣の支持率は確かに高いが、これは支持というよりも、何かやってくれるだろうという将来への期待感だ。
戦後80年の日本政治を振り返ると、自民党が長く政権の座を占めた。民主主義国としては異例の長期政権と言える。1955年の結党から93年の政権交代までの1党優位体制は「55年体制」と呼ばれる。2度の下野を経験しながらも1党優位に戻ったが、2025年の参院 ...
立憲民主党の安住淳幹事長(撮影/写真映像部・山本二葉)この記事の写真をすべて見る 「自民党もウチも数合わせをやっている。当たり前のこと」――立憲民主党の安住淳幹事長はこう断言して、先の首相指名選挙をめぐる“政局劇”を演出した。
なぜ自民党と日本維新の会は、連立を組んだのでしょうか。また、今後も引き続き自民党が与党として政治を進めることになりましたが、「政権交代」がないことの良い面/良くない面は?元朝日新聞編集委員の国分高史さんに、Q&A(質問と答え)形式で考え ...
・維新は現役世代の社会保険料の負担軽減を ・毎月の給与明細はどこを見る? 公明党が自民党との連立から離脱し、一時は野党による政権交代の可能性も取り沙汰されました。紆余曲折の末、「社会保険料を下げる改革で手取りを上げる」ことをうたう ...
MSN による配信
<社説>自民党結党70年 どこへ行く「国民政党」
自由民主党(自民党)はあす15日、1955年11月の結党から70年を迎える=写真は本社発行の中部日本新聞の紙面。この間、一時期を除いて政権を担い続けたのは一部の代表でなく、幅広く国民に支えられる「国民政党」を目指したからにほかならない。 ただ ...
立憲民主党の安住淳幹事長(撮影/写真映像部・山本二葉) 「自民党もウチも数合わせをやっている。当たり前のこと」――立憲民主党の安住淳幹事長はこう断言して、先の首相指名選挙をめぐる“政局劇”を演出した。首相候補の「有力な選択肢」として ...
11月30日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」には、立憲民主党幹事長の安住淳氏がゲストに初登場!野党第一党として政権交代を目指す立憲民主党。次期衆議院議員選挙を見据えた野党連携、特に中道勢力の結集に関する考えを伺いました。 公明党との連携で描く「自民党と違う政権」と「受け皿」 ...
自民党の高市総裁が21日、新首相となり、日本維新の会との連立政権が発足したことに、県内の与党関係者は「緊張感を持ち挙党一致で政策を進める」「維新が懐に入り、自民を変えさせる」などと抱負を語った。野党側からは「政権交代の好機を逸した ...
自民党と日本維新の会の連立によって船出した高市政権では、維新が求める衆院議員定数の削減などの実現に向けた議論が本格化する見通しだ。だが、地方の首長や政党からは早速、反発が相次いでいる。 「与野党で丁寧な議論が必要」 「少数の声、地方 ...
一部の結果でアクセス不可の可能性があるため、非表示になっています。
アクセス不可の結果を表示する