司忍組長―竹内照明若頭による六代目山口組の現体制で、その屋台骨を支えるのが四代目弘道会だ。先の分裂抗争では多くの逮捕者を出す一方で、対立組織からは常に目の敵にされ、その存在感の大きさが際立った。そんな弘道会の代替わりから2カ月が経過した今、改めて中核 ...
6代目山口組の最中核組織である弘道会でトップの交代人事があった。ここ最近の組織事情に従えば「次の次」の山口組組長の最有力候補と目されるが、ここでは弘道会新トップの不思議な指詰め逮捕事案について触れておこう。 【写真を見る】「高山 ...
上部団体である六代目山口組の外交戦略を占う意味でも注目されるのが、元最高幹部の小澤組・小澤達夫組長の存在だろう。小澤組長は19年10月の髙山相談役の出所直後、弘道会幹部から若頭補佐に抜擢されていたが、今年10月1日に田岡一雄三代目時代からの山口組の親 ...
8月27日、山口組が分裂して丸10年が経過した。 全国最大の指定暴力団を二分する対立は、名古屋の弘道会出身者を重用する六代目司忍組長による体制に不満を蓄積させた、旧主流派の山健組をはじめとする関西系団体がこぞって離脱し、「神戸山口組」を ...
19日付の官報で公示を予定し、延長後の指定期間は21日から来年3月20日まで。両組織の指定延長は6回目となる。神戸市全域を組員の活動を厳しく制限する「警戒区域」に設定し、事務所への立ち入りやおおむね5人以上で集まることなどを禁止する。