独自の世界観と作家性で世界中のファンを魅了し続ける映画監督・押井守が、Aだと思っていたら実はBやMやZだったという“映画の裏切り”を紐解いていく連載「裏切り映画の愉しみ方」。第2回となる本稿では、内戦が勃発した近未来のアメリカ合衆国を ...

戦後80年にあたる今年、8月5日にアメリカの作家チャールズ・ペレグリーノがノンフィクション『Ghosts of Hiroshima』を出版する。広島・長崎への原爆投下を描く本作の映画化に着手しているのが、巨匠ジェームズ・キャメロンだ。これまでアカデミー賞受賞作 ...

「ペリリュー」は、日本から約3千キロ南にあるパラオ共和国の小さな島です。武田さんがこの島を知ったのは、戦後70年にあたる2015年。当時の天皇、皇后両陛下が、亡くなった人をしのぶ「慰霊」のために訪れたニュースがきっかけでした。

『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(24)の鬼才アレックス・ガーランド監督が、同作で軍事アドバイザーを務め、米軍特殊部隊の経歴を持つレイ・メンドーサを共同監督に迎えた『ウォーフェア ...

『シビル・ウォーアメリカ最後の日』で国家分断と内戦をリアルに描いたアレックス・ガーランド監督が、同作の軍事アドバイザーで米軍特殊部隊の経歴を持つレイ・メンドーサを共同監督に迎え、メンドーサのイラク戦争での実体験を極限まで再現した ...

近頃の戦争に関する報道や、「平和賞」や「戦後80年」という話題を見聞きしているなかで、いろいろなことをもっと知りたいと感じた方も多いのではないでしょうか。 とは言え、深刻なことや難しいことを学ぶのは簡単ではありません。そんなときには ...

『シビル・ウォー ...

この映画の作り手たちは恐らくそのことを知っている。知った上で、戦争で妖精たちのジェノサイドを経験したルーイエの悲劇を描き、中国でもアメリカでも日本でもない場所、どこにもない妖精たちの失われた国にあてた手紙を書いているように見える。

本書は、誰もが知る『仁義なき戦い』シリーズとともに、『二百三高地』や『大日本帝国』といった傑作戦争映画の脚本を手がけた笠原氏による、戦争に関連する書籍未収録原稿を一冊の書籍に編んだものです。