ポイント 米国の権威主義への移行を懸念する世界 法の支配と市民社会、軍の動向が焦点に 世界の政治体制を左右する問題と認識を 第2次トランプ政権が1月に発足して以降、米国の自由民主主義を脅かす事態が生じている。米国はもはや世界の民主 ...
第二次世界大戦後の世界の政治体制で最も大きな存在感を示してきた自由民主主義が転換点に立たされている。民主主義の隆盛と後退の経緯を、戦後史とともに振り返りたい。 80年前、世界は 日独などの枢軸国 米英ソ連などの連合国 列強の支配下に ...
2025年1月の再任以降、トランプ米大統領は、一連の強硬な関税措置を次々と導入している。2月から3月にかけ、中国、カナダ、メキシコからの輸入品に対して国別に異なる追加関税を課すと、その後、鉄鋼、アルミニウム、自動車および自動車部品といった ...
トランプ氏が返り咲きを決めた米大統領選のさなか、米国のシアトルにいた。ワシントン大学での在外研究で、中央アジアの小国、キルギス共和国について研究するためだ。 今年は世界各地で多くの選挙がおこなわれる「選挙イヤー」。トランプ氏が再び超 ...
仕事に、人生に効く一冊。 自分軸で決めた十人十色の働き方インタビュー ロシアの侵攻開始から3年半を経ても停戦が実現できていないウクライナ戦争や、米トランプ政権の無秩序な政策や中国との対立関係など、現在の世界は緊張状態にあります。
本連載では、『世界のエリートが学んでいる教養書 必読100冊を1冊にまとめてみた』(KADOKAWA)の著書があるマーケティング戦略コンサルタント、ビジネス書作家の永井孝尚氏が、西洋哲学からエンジニアリングまで幅広い分野の教養について、日々のビジネス ...
まもなく米国でトランプ政権が発足する。4年ぶりに米大統領に復帰するトランプ氏の動向が、世界の行方を大きく左右する。「トランプ時代」再到来である。 1期目と同じように「米国第一主義」を掲げ、実践しようとしている。早くも主要輸入元の ...
長期化するウクライナ戦争だが、プーチン大統領のもとロシア政治は安定している。なぜなのか。 本書はロシア政治がいかにして権威主義体制を制度的に確立したのか、いわば「個人独裁の作られ方」を解明しようとする。 抑圧と恐怖だけではない。
第2次世界大戦後の世界の政治と経済の歴史を簡単に振り返ってみよう。政治の世界では、ファシズム国(独伊日)に対抗するため、自由主義国(米英仏など)と共産主義のソ連が結託して戦い、後者が大戦で勝利した。 戦後になると、米ソに代表される ...