東北大学の古川善博准教授などの研究グループは、米航空宇宙局(NASA)の探査機が小惑星ベンヌから持ち帰った砂を分析し、「糖」を発見した。地球で誕生した生命の材料が小惑星によって宇宙からもたらされたとする説の証拠の一つになる。生命の起源解明に迫る成果だ ...
糖類の発見を主導したのは、東北大学の古川善博氏らの研究チームだ。地球外の試料から炭素原子6個のブドウ糖が見つかったのは初めてで、生命が利用する炭素源・エネルギー源として広く知られる分子だ。
科学者たちが、地球上に生命が存在した最も古い証拠を発見。南アフリカの 33.3億年前の岩石 から、生命活動によって生成されたとみられる微量の炭素が検出されたのです。科学メディア「ScienceAlert」に 掲載 ...
今から約45億年前、誕生して間もない地球に火星ほどの大きさの天体が衝突した。「テイア」と呼ばれる仮説上の原始惑星だ。 衝突がどのように起こり、その後何が起こったのかは、いまだに完全には解明されていないが、「ジャイアント・インパクト説 ...
地球の大気には酸素がおよそ20%含まれている。多くの生命が生きていけるのはそのおかげだ。しかし、できたばかりの46億年前の地球の大気にはほとんど酸素が含まれておらず、24〜22億年前に急激に増えたことが地質学的な記録からわかっている。 その ...
毎日文化センター(大阪市北区梅田3)は15日から、公開講座「宇宙・地球・生命の『大いなる歴史』~私たちはどこから来て、どこへ行くのか」(全3回)を開催する。 宇宙の誕生、地球の形成、生命と人類の出現から未来まで、大きな一連の視点で捉えた ...
(CNN) 地球近傍小惑星「ベンヌ」で採取されていた試料から、地球上の生物が持つアミノ酸のひとつ「トリプトファン」が新たに検出された。米航空宇宙局(NASA)の研究者らがこのほど米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表した。