【この記事でわかること】・冥王星に代わる第9惑星の候補・現在の太陽系の「最新地図」は・太陽系外から来た天体「3I/ATLAS」とは「水金地火木土天海」の語呂で子どもの頃に覚えた太陽系の地図が相次いで塗り替えられている。天文衛星の観測などを通じて冥王星に代わる9番目の惑星が存在する可能性や、土星が200個を超える多数の衛星を従えている事実がみえてきた。太陽系の外からやってくる天体も確認され始めた。
「水金地火木土天海」の語呂で子どもの頃に覚えた太陽系の地図が相次いで塗り替えられている。天文衛星の観測などを通じて冥王星に代わる9番目の惑星が存在する可能性や、土星が200個を超える多数の衛星を従えている事実がみえてきた。太陽系の外からやってくる天体も確認され始めた。太陽系の全貌はまだ多くの謎に包まれている。2006年に惑星の分類から外れた冥王星に代わる第9惑星の候補を見つけた――。台湾の国立 ...
太陽系の未知の惑星のイメージ出典:スペースチャンネル(AI) もしも、太陽系の果てに“もう一つの惑星”が潜んでいたとしたら――。最新の研究で「第9惑星」の有力候補となる天体が、過去の赤外線観測データから見つかった可能性が浮上しました。
新たな準惑星の撮像画像(左上)出典:Jiaxuan Li and Sihao Cheng 2025年5月21日、太陽系に新たな準惑星が登場しました。その名は「2017 OF201」。冥王星の彼方、太陽から1600倍もの距離にまで到達するこの天体が、国際天文学連合(IAU)により公式に発表されました。
すばる望遠鏡と宇宙望遠鏡の観測を組み合わせた研究から、恒星を周回する軽い天体が2つ発見された。巨大ガス惑星や褐色矮星を直接とらえ、その性質を明らかにする探査計画「OASIS」の初成果だ。
この発見を受け、最終的に冥王星は惑星から準惑星に格下げされた。そして2016年、ブラウン氏と同僚のコンスタンティン・バティギン氏は、太陽系内の存在するもう一つの惑星について独自の仮説を初めて公表し、それを「第9惑星」と名付けた。
OASIS初の発見は、太陽の約2倍の質量を持つ星「HIP 54515」の周囲を公転する、木星の18倍弱の質量を持つ超巨大ガス惑星「HIP 54515 b」だ。公転距離は約25天文単位 ...
すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ「HyperSuprime-Cam」を用いた探査プロジェクト「FOSSIL」は、2020年に日本と台湾を中心とする国大共同研究チームによって開始された。このプロジェクトは、太陽系形成初期にできた微惑星の痕跡を留める小天体を観測し ...
NASA(米航空宇宙局)は9月17日、「太陽系外惑星」の公式登録数が6000個に達したことを発表した。太陽系外惑星とは、太陽系以外の領域にある惑星を意味し、「系外惑星」とも呼ばれる。それらの天体はNASAの「太陽系外惑星科学研究所」(NExScI ...
米航空宇宙局(NASA)は、太陽系の外で確認された惑星(系外惑星)の数が、6,000個に達したことを明らかにした。確認された惑星は多種多様で、岩石質の惑星や溶岩に覆われた天体に加え、恒星を包み込むような巨大ガス惑星も含まれるという。 さらなる ...
(CNN) 地球近傍小惑星「ベンヌ」で採取されていた試料から、地球上の生物が持つアミノ酸のひとつ「トリプトファン」が新たに検出された。米航空宇宙局(NASA)の研究者らがこのほど米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表した。