国立天文台は12月5日、初期宇宙に数多く観測されている「高速度Hα輝線放射天体」は「活動銀河核」の証拠とされ、これにより「初期宇宙には予想以上に多くの活動銀河核が存在し、超巨大ブラックホールが急速に成長していた可能性がある」とする説を強く後押ししてい ...
宇宙暗黒時代の夜明け…宇宙誕生後の数億年は、暗黒の時代が続いていました。星や銀河などの天体が誕生する決定的な転換は、いつ、どのように起こったのでしょうか。この謎を解くかぎとして期待される、微弱な電波「21センチ線」。本シリーズでは、何が解明され、どの ...
元素は宇宙の恒星や超新星爆発などで起こる核反応で作られてきましたが、起源がよくわかっていない元素も多くあります。たとえば私たち生命に必要な塩素やカリウムは、理論予測より一桁多く宇宙に存在することが知られており、どのように宇宙に供給されてきたかわかって ...
宇宙の70%を占めるエネルギーであるダークエネルギーの正体や起源については、「暗黒流体の一部」との説や、「この宇宙に吸収されている並行宇宙」との説など、さまざまな仮説が提唱されています。新しく、宇宙を加速膨張させている謎の力である ...
天文学者らは長年にわたり宇宙を観測し、科学的に正確だと思われる宇宙論を築き上げてきました。ところが近年は観測技術の発達により、今までの宇宙に対する理解を覆すような観測結果が多数報告されていると、科学系YouTubeチャンネルのKurzgesagtが動 ...
京都産業大学神山天文台では2024年度第2回の天文学講座『宇宙の灯台「セファイド」が生命の起源を語る?』を開催し、宇宙の灯台とも呼ばれるセファイド変光星について解説しました。 京都産業大学(京都市北区/学長:在間 敬子)神山天文台と東京大学 ...
太陽系起源の彗星(すいせい)も通常、このような2本の尾とコマを持つ。彗星は岩石やガス、ちり、氷など太陽系形成期の残骸でできており、太陽のような恒星に近づくと熱で成分が昇華し、後方に尾が伸びる。
アメリカの小惑星探査機OSIRIS-REx(オシリス・レックス)が地球に持ち帰った小惑星べヌーの砂を東北大学などの研究チームが調べた結果、生命の材料のひとつである「糖」が見つかった。生命の設計図の元になる核酸の材料「リボース」と、体を動かすエネルギー ...
世界中の人々の夢を宇宙で実現させる民間宇宙サービスプラットフォームを提供する宇宙ベンチャー企業株式会社ASTRAX(アストラックス、以下 ASTRAX、本社:神奈川県鎌倉市、代表:代表取締役・民間宇宙飛行士 TAICHI(山崎大地))代表TAICHIは、2025年9月29日 ...
2019年には初の無人飛行試験に臨んだが、不具合が発生し、ISSへのドッキングを断念して地球へ早期帰還することになった。2022年に実施した2回目の無人飛行試験では、小規模な不具合は起きたものの、おおむね成功裏に終わった。