全世界で300万部を売り上げた『全人類の教養大全 0』の著者であるチェ・ソンホ氏が、ある理論を自分たちの都合がよくなるように解釈するのは人間の特性だと指摘して、宗教と科学、それぞれが「宇宙の誕生」をどう見てきたかについて解説していく。
天文学者らは長年にわたり宇宙を観測し、科学的に正確だと思われる宇宙論を築き上げてきました。ところが近年は観測技術の発達により、今までの宇宙に対する理解を覆すような観測結果が多数報告されていると、科学系YouTubeチャンネルのKurzgesagtが動 ...
印刷ページの表示はログインが必要です。 米粒よりも小さく圧縮された宇宙が、大爆発とともにいまの大きさに膨張した――というのが宇宙の誕生に関する「ビッグバン理論」だ。
「別の宇宙」にもなんらかの生命体がいる よく講演などで受ける質問の一つに「宇宙人は存在しますか?」というものがありますが、これに対するマルチバース宇宙論の答えは「物理学的には」明快です。 「我々の宇宙」も空間的に無限で、しかも「我々 ...
宇宙暗黒時代の夜明け…宇宙誕生後の数億年は、暗黒の時代が続いていました。星や銀河などの天体が誕生する決定的な転換は、いつ、どのように起こったのでしょうか。この謎を解くかぎとして期待される、微弱な電波「21センチ線」。本シリーズでは、何が解明され、どの ...
「この宇宙は、永遠に膨張し続ける」――これは、現代の宇宙論における最も有力な考え方です。しかし、最新の観測データに基づき、その常識を覆すかもしれない、新たな説が科学者たちによって提唱され、注目を集めています。 その説とは、宇宙の膨張 ...
銀河を結びつけ、我々の周囲に満ちているとされる不可視の物質、ダークマター。暗黒物質とも呼ばれるこの存在は約100年前にスイスの天文学者フリッツ・ツビッキーによって提唱されたが、その正体は長らく謎に包まれてきた。
こちらは、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が2025年11月30日に観測した彗星「3I/ATLAS(アトラス彗星)」。観測時の地球からの距離は、約2億8600万km=約1.9天文単位です。移動する彗星にあわせて露光したため、背景の星々は光跡として写ってい ...
宇宙の構造は平均化すれば「ほぼ一様」 さらにここ100年の劇的な物理科学の進歩は、宇宙が膨張していることや、どこまで行っても変わることなく同じ構造が繰り返され、観測的にはほぼ一様であることを明らかにしています。 この「構造が観測的に一様 ...
皆さんは、宇宙は一つだけだと思いますか?もし、どこか別の宇宙空間で全く自分と同じ存在が生活をしているとしたら、少し奇妙な、そしてロマンがあると感じる方もいるのではないでしょうか。本記事では、「マルチバース理論」をご紹介します。
偶然生まれた「生き物への優しさ」 相対性理論、量子論、第2次弦理論など、難解な物理学が次々登場する四八〇ページの宇宙論が新聞向きかと躊躇(ためら)ったが、紹介したい。 三五年ほど前のベストセラー『ホーキング、宇宙を語る』を読まれた方 ...
宇宙暗黒時代の夜明け…宇宙誕生後の数億年は、暗黒の時代が続いていました。星や銀河などの天体が誕生する決定的な転換は、いつ、どのように起こったのでしょうか。この謎を解くかぎとして期待される、微弱な電波「21センチ線」。本シリーズでは、何が解明され、どの ...