地球における人工知能(AI)の未来をめぐっては様々な議論があるが、少なくとも1人の著名な宇宙生物学者は、自身が「ポスト生物的(生物以後の)知性体」と呼ぶものが、すでに宇宙の大部分に接触している可能性があるとする見解を示している。
今回のテーマは「宇宙生物学」です。宇宙を舞台にした生物学を考えよう、という内容です。5月に京都大学の「せいめい」望遠鏡を取り上げ、名称の「せいめい」には「生命」の意味が込められていることを紹介しました。現在、生命(生物)の存在が ...
米国の探査機「オシリス・レックス」が小惑星ベンヌから持ち帰った砂に、遺伝物質のRNAの材料となる糖が含まれていたと、東北大などの研究チームが発表した。生命の材料が宇宙から飛来していたとの説を支持する成果だ。論文が2日、科学誌ネイチャー・ジオサイエンス ...
「いやあ、もう非常に楽しいですね。普段は実験室で分子進化の実験をやっているので、そこで扱っている分子が、宇宙探査の生命徴候の一つになり得る、候補の一つになれるというわけですから。同じアストロバイオロジーという枠の中で、実験室での ...
「生命とは何か」という根源的な問いに向き合い、生命理論「動的平衡」を唱える生物学者・福岡伸一さんが文学、芸術、建築、芸能、宇宙物理学など、さまざまな分野の第一人者と対談した『新版 動的平衡ダイアローグ: 9人の先駆者と織りなす「知の対話 ...
乾眠状態になると、クマムシはほぼすべての水を失います。水分の含有量は大体3%以下になりますね。そうなると、当然ながら代謝が起こらなくなります。ずっと活動状態のままならクマムシの寿命は1カ月から1年ぐらいなんですけれど、乾眠状態になると ...
地球の古代の化石記録を研究している古生物学者は、宇宙に知的生命体が存在するか否かを問う場合にうってつけだとは思われないかもしれない。だが、古代生物を研究対象とする古生物学は、地球や他の天体における生命の進化に関する深遠な哲学的問題 ...
宇宙空間物理学:イオン散逸に対する地球の両極性静電場の役割 原子核物理学:重イオン衝突による反物質ハイパー核の生成 物性物理学:クロム系のカゴメ金属における超伝導の観測 ナノスケール材料:ツイストさせた二重層による原子層レベルに薄い全 ...
ダンゴイカ科のニヨリミミイカ出典:Nick Hobgood 2021年、国際宇宙ステーション(ISS)において、ダンゴイカの赤ちゃんを用いた生物実験が実施されました。微小重力環境が海洋生物の成長や免疫機能にどのような影響を与えるのかを調査する目的で行われた ...
「農業研究の一歩に」  宇宙空間に約9カ月間さらしたコケの胞子を地上に回収すると、8割以上が正常に発芽したとの研究結果を、北海道大大学院の藤田知道教授(植物分子生物学)らの研究グループが11月21日、米科学誌に発表した。藤田教授は、宇宙でも長期間生存できることを示す結果として「メカニズムは分からない ...
研究者たちが見ている宇宙の最前線、最新の研究で見えてきた宇宙の謎とは? 株式会社河出書房新社(本社:東京都新宿区 代表取締役:小野寺優)は、『天文学者が1を知ると、宇宙は10の謎を投げかけてくる』を、2025年5月27日に刊行いたします。