戦後最大級の冤罪(えんざい)事件とされる「松川事件」(1949年)の経験と教訓を後世に伝えようという「語り部養成講座」は27日、フィールドワークを開催した。約30人が参加して事故現場などの関連場所を巡り「冤罪事件が現在も続いているからこそ ...
NHKスペシャルの“選”として、誰も解けなかった“戦後史最大の謎”「下山事件」を特集した番組「シリーズ未解決事件 File.10 下山事件」が、10月2日午後11時45からNHK総合で再放送される。シリーズ未解決事件の第10弾で、数百ページに渡る“極秘資料”を ...
山上徹也被告の初公判で検察側は、世界平和統一家庭連合幹部が来日せず、被告は元首相を狙ったと主張。「事件はわが国の戦後史で例を見ない重大な結果をもたらした。不遇な生い立ちが刑を大きく軽くするものではない」と訴えた。
沖縄返還の密約に絡む外務省機密漏えい事件など、戦後の重大事件を手掛けた元名古屋高裁判事で弁護士の山本卓(やまもと・たかし)さんが16日午後7時26分、肺炎のため高知市内の病院で死去した。100歳。高知市出身。自宅は高知市桜馬場2の ...
1949年7月5日、日本国有鉄道総裁・下山定則が出勤途中に失踪。 15時間後、下山総裁は常磐線の線路上で変わり果てた姿となって発見されました。 自殺か他殺なのか結論が出ないまま時は流れ、下山総裁の死は「戦後最大のミステリー」とよばれることになり ...
石破茂首相は10日、記者会見し、戦後80年にあたって先の大戦に関する首相個人の見解をまとめた「首相所感」を公表した。戦前の政府が軍部を統制できなくなった経緯を踏まえ、政府が自衛隊を統制する文民統制の重要性を強調した。「国民一人一人が先の ...
終戦時に首相を務めた鈴木貫太郎は1948年4月、「永遠の平和」という言葉を2度繰り返し、息を引き取った。「(首相として、日本を)終戦に持っていき、殺される覚悟だった」。孫の鈴木道子さん(93)は祖父が終戦工作に懸けた決意を胸に ...
戦後80年を迎えて、メディアではさまざまな特集が組まれている中で、論壇の一角ではもはや「戦後」を冠して時代を論じるのはどうなのかとの主張も出てきている。作家の保坂正康氏だ。「加害者・被害者論理に基づいた“戦後”という単語を終始一貫 ...
先の大戦から80年の節目となる終戦の日が巡ってきた。敗戦に打ちひしがれつつも灰じんと化した焦土から立ち上がり、戦後の平和と繁栄を導いた先人に感謝し、改めて不戦を誓う日である。 戦争を直接知る人は減り続け、わが国の人口比は戦後生まれが ...