かつて「伝説の学習参考書」と呼ばれた名著をご存じだろうか。1973年に初版が発行され、多くの受験生のバイブルとして版を重ね続けてきた『大学への日本史』である。 作家の佐藤優氏も、外交官時代、「座右の書」として肌身離さず持ち歩き、何度も ...
台湾の植民地化1年目に日本の総予算の33%を投入した 日本は台湾の植民地化にあたり台湾総督府という統治機関を設けた。その長である台湾総督には、初代は海軍大将の樺山資紀、2代目は陸軍第三師団長の桂太郎、3代目は陸軍中将の乃木希典と、代々高級 ...
日本史に登場する有名人の中で、徳川家康ほど好き嫌いの評価が分かれる人物も珍しいのではないか。 1603年の江戸開府に始まり、1867年の大政奉還に至る265年に及ぶ徳川幕府の政権は、多少の混乱はあったものの、世界史的に見ても類を見ない「長く平和な ...
東京には近代日本の政治、学術、文化に貢献した人たちが数多く眠る霊園があります。墓参に歩けば日本の近代史が身近に迫ってきます。 PRイチオシ情報 ...
日清戦争後の「台湾植民地化」を主張した大蔵官僚・添田壽一 日本の海外進出に関しては、北進論と南進論の2つの潮流があり、北進論ではまず手に入れるべき対象が朝鮮半島であったのに対し、南進論では台湾がそれだった。台湾出兵後はしばらく朝鮮 ...
相撲は170年以上にわたり、諸外国が見る「日本のイメージ」に大きな影響を与えてきたと、米ペンシルベニア州立大学で日本近代史を専門とするジェサミン・エイベル教授は指摘する。ペリーが嘲笑した19世紀から、野球が橋渡しとなった20世紀、そして閉鎖性が問われ ...
著者は縄文の三内丸山遺跡から江戸末期の四谷怪談までこの国の美術、文学、思想を通史として描いた『日本精神史』上下巻(2015年)を刊行しているが、今回は明治維新という近代の始まりから20世紀末までの時代を俎上(そじょう)にのぼす。前著では数 ...
鉄道開通…近代化モデルが今の日本の低迷の要因か?(提供:MeijiShowa/アフロ) 日本は、この30年混迷し、低迷してきている ...
決められた課題をこなすだけでなく、自分が興味・関心を持っていることについてじっくりと学ぶ「探究的学び」のスタイルがいま注目されています。2022年度から、高等学校ではカリキュラムに七つの探究科目が新設され、親世代にはおなじみの「日本史A ...
哲学者・長谷川宏さんが半生を振り返る連載「持続する問い」、全4回の初回です。(2024年4~5月に「語る人生の贈りもの」として掲載した記事を再構成して配信しました) なぜ、鶴見俊輔や吉本隆明がいないの? 全共闘運動を取りあげない理由は?
インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:二宮宏文)が設立した日本山岳遺産基金は、来る2025年3月1日(土)に「2024年度 日本山岳遺産サミット」を開催いたします。