日本科学未来館の人気常設展示「インターネット物理モデル」をご存じだろうか。 同館のページにある説明から引用しよう。 「(このモデルは)インターネットで情報が伝わるしくみを、白と黒のボールの動きで視覚化した展示です。 白と黒のボールは ...
東京・江東区の「日本科学未来館」の新常設展示が、2025年4月23日(水)に公開される。 「日本科学未来館」に2つの新常設展示 「多波長観測」の体験装置 「日本科学未来館」は、2001年に科学技術への理解を深める拠点として開館した国立の科学館。展示や ...
沖縄県恩納村には、博士課程のみを提供する「沖縄科学技術大学院大学(OIST)」がある。OISTは、50以上の国・地域から教職員や学生が集まる国際的な大学で、公用語は英語のみとなっている。 2011年に設立されたOISTは、規模こそ小さいものの、研究・教育 ...
科学の取材は楽しい。それは科学が「生命とは何か」「宇宙はどのように始まり、これからどうなるのか」といった誰もが一度は抱く根源的な謎を、少しずつ解き明かしていく営みだからだろう。研究の最前線にいる研究者の話は、いつも知的興奮を与えて ...
昭和三四年生まれの私は「昭和百年」のうち三分の二を見てきたことになる。この百年、日本語で書かれた科学関連書を概観してみると、希望から野望へ、野望から絶望へという流れがある。今後この流れを絶望から希望へと再び変えてゆくことが、日本の ...
東京大学大学院理学系研究科教授の合田圭介を筆頭とした研究者138人がNatureで日本の研究助成改革を提言。合田は、プロジェクト単位ではなく研究者への柔軟で長期的な資金提供がイノベーション促進に不可欠と主張する。 Natureにコメントを投稿しました。
数理科学とは、数学を基礎とし現実世界の理解に数学を応用する分野である。数学は、自然現象や社会現象を記述・理解するための共通言語として、科学全体を支える基盤的な学問である。そのため、数理科学には、対象を抽象化し一般化する「抽象性」や ...
2025年度国際科学オリンピックの日本代表31名が決定した。科学技術振興機構が主催するこの大会は、中学・高校生が科学技術に関する知識や問題解決能力を競う国際的なコンテストである。日本では7つの教科・科目において国内大会が開催され、選抜された ...
東日本大震災によって日本列島は地震や火山噴火が頻発する「大地変動の時代」に入った。その中で、地震や津波、噴火で死なずに生き延びるためには「地学」の知識が必要になる。京都大学名誉教授の著者が授業スタイルの語り口で、地学のエッセンスと ...
80年前の第2次世界大戦末期、日本は徐々に追い詰められていました。安全保障を巡る情報戦に詳しい日本大学危機管理学部の小谷賢教授は「日本は先の大戦で情報を生かすことができなかった。その構図は80年経った今でも変わっていない」と語ります。