雌が交尾をせずに産卵する「単為生殖」が可能なナナフシ科の昆虫・ナナフシモドキで、雄が完全に生殖機能を失っている実態を突き止めたと、基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)や神戸大などのチームが発表した。単為生殖をする昆虫では進化の過程で雄 ...
健康に良いとされる「腹八分目」で食事を終えることは、実は想像以上に難しい。動物の体内には“タンパク質を求めて食べ続けようとする”強靭なプログラムが備わっていることが、近年の研究で明らかになっているからだ。薬学博士・小幡史明氏は、食餌(しょくじ)制限が寿命を延ばす一方で、思わぬ副作用を引き起こすと指摘する。食べない選択がもたらす意外な代償とは?