東京大学 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)は3月26日、ブラックホール外側の「光子球面上」で周回する光子の相関関数が発散して無限大となり特異点を生み、物理的予言と矛盾するという従来指摘されてきた問題を、超弦理論の考え方 ...
カリフォルニア工科大学教授であり、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(カブリIPMU)の主任研究員でもある大栗博司(おおぐりひろし)さんが、ウォルター・バーク理論物理学研究所の初代所長に就任した。 カリフォルニア工科大学 ...
「この世の中はどのようにできているのだろう?」 ――だれもが一度はこの問いについて考えたことがあるのではないだろうか。 これまで科学者たちは、素粒子のようなミクロの世界を支配する量子論や、宇宙のようなマクロの世界を支配する相対性理論を ...
米カリフォルニア工科大学教授、大栗博司さんは数学の力で自然界の基本的な原理を探究する理論物理学者だ。空間とは何か、物質とは何か、世界の根源にある秘密の解明に挑む。気鋭の研究者と注目されたが、常に順風満帆ではなかった。「敗者復活」を ...
どうも宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。 今回は「この世界は11次元でできている!?」というテーマで動画をお送りしていきます。 私たちの世界の次元 私たちは3次元の世界に生きています。 そもそも、次元とは数学の世界において空間の広がりを表す ...
今年のノーベル物理学賞で、小林誠氏、益川敏英氏、南部陽一郎氏3人の日本人が受賞した。日本人に希望を与える明るいニュースだった。この3人の日本人が「なぜ」ノーベル賞を受賞するに至ったか?偉大な科学者の研究成果を知る人は少ない。 とある ...
仁科記念賞に決まった田村裕和東北大教授 日本の物理学分野で最も権威があるとされる仁科記念賞の今年の受賞者に、素粒子理論で優れた業績を挙げた大栗博司米カリフォルニア工科大教授(47)と、原子核実験の新しい検出器を開発した田村裕和東北大 ...
――理論のゴールはどこにあるのでしょう? ディミ 大昔、ギリシャなど古代からの哲学者たちは、論理だけを使って結果を出してきました。その後、数学が現れて物理学が現れて、私たちの文明、社会、技術を作り上げてきました。これは昔から今まで ...