12月の夜空は見逃せない天体ショーが目白押しだ。明るく輝くスーパームーンのあとには、多くの天文学者が「2025年で最高」と評する流星群が控えている。月の後半には、年の締めくくりとして、ひときわ鮮やかな木星が姿を見せる。

今週は、細い三日月として夕空に戻ってきた月が少しずつ存在感を増してゆく。日が沈んで間もない西の空にかかる夕月の眺めは美しく、星空観察を始めるきっかけにちょうどいい。早起きの人は、金星と水星の短い逢瀬を目撃できるかもしれない。一方、宵の空では ...

明け方の空にきらめく金星と水星（Alan Dyer/Stocktrek Images/Getty Images） 今週は、細い三日月として夕空に戻ってきた月が少しずつ存在感を増してゆく。日が沈んで間もない西の空にかかる夕月の眺めは美しく、星空観察を始めるきっかけにちょうどいい。

12月10日の未明から明け方、南東の低空で月齢26の細い月と明けの明星の金星が接近して見える。 地球照を伴った幻想的な細い月と明けの明星の共演は、数ある月と惑星の接近の中でも随一の美しさで、寒くても早起きする価値のある現象だ。肉眼や双眼鏡で ...

今日4日は、南西の空で月が金星に接近。日の入り直後、暗くなる前がチャンス。沖縄や九州から東北南部は、見られる可能性大。明日5日も、晴れる所では観察できそう。 今日4日は、日の入り直後の南西の空で、月と金星が一緒に見られます。上の図は ...