本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くポストされた論文を紹介する。11月24~30日に最もポスト数が多かったのは、NephrologyDialysisTransplantation誌の「SGLT2inhibitionforpatientswithADPKD-closingtheevidenceg ...
3次治療以降の濾胞性リンパ腫に対し、CD19を標的とするCAR-T細胞療法リソカブタゲンマラルユーセル(liso-cel)は持続的な奏効と良好な予後を示し、長期の安全性も確認されたことが、フェーズ3試験のTRANSCENDFL試験の観察期間3年の結果で明らかになった。12月6日から9日にオーランドで開催されている ...
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の出現後、しばらく感染状況が落ち着いていたインフルエンザだが、2022/23シーズン以降は再び流行し、COVID-19出現前と同様の発生状況に戻っている。2025/26シーズンは前年よりも流行の立ち上がりが早く、11月末時点で、既に全国的に流行が加速。COVID-19との同時… ...
新規診断多発性骨髄腫に対して、カルフィルゾミブとレナリドミド、デキサメタゾンの併用療法(KRd療法)は、ボルテゾミブ、レナリドミド、デキサメタゾンの併用療法(VRd療法)よりも有意に12カ月時点の微小残存病変(MRD)陰性完全奏効(CR)率が高く、無増悪生存期間(PFS)を有意に延長できることが… ...
映画「国宝」を見るべきか・見なくてもいいのではないか問題に悩まされています。上映時間3時間ですから。悩んで映画情報を調べたり、ネタバレになりそうな記事を見そうになっても見なかったフリをしたりして、累計で1時間くらいはモヤモヤしているでしょう。これで「国宝」を3時間見て、仮に自分に合… ...
事故に遭って自転車に乗れなくなり、水泳を再開した薬師寺ですが、今、左肩がアホみたいに痛いです。そういえば水泳部だった大学時代にも左肩がとても痛かった記憶が……。そもそも、中学・高校と吹奏楽部だった半引きこもりの自分が、大学に入っていきなり青春を水泳にささげてきた人たちと対等に戦お ...
変化の激しい今の時代、若手医師だけでなく中高年医師でも、キャリアの悩みは少なくありません。臨床以外の道への転身はどうか、AI(人工知能)などの新しい技術にどう対応するか、後進の育成はどうするか──。筆者(藤田卓仙)は医師免許取得後、法務博士(専門職)を取得し、現在は東京財団で医療政… ...
日経メディカルOnlineでは毎月、「現場のモヤモヤに答えます」と題した連載(ミニ特集)を掲載。気鋭の臨床医監修のもと、コモンな疾患・症状を取り上げ、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。今回のテーマは「過敏性腸症候群(IBS)」(編集幹事:和足孝之)。全4本から成るミニ特集でIBS… ...
2022年11月から、3年にわたってお届けしてきた本連載も、いよいよ今回が最終回です。締めとして取り上げるのは、非専門医が遭遇することもある対応に難渋するケース──。「患者が受診を嫌がっているときの対処法」をご紹介します。認知症に限らず、当事者は受診を希望していない一方で、家族・介護者… ...
「事前に20:00までの残業を申請していたが、実際は21:30までかかってしまった」。この場合、20:00~21:30の1時間半は残業代が出るのだろうか?医療機関の人事労務管理において、残業時間の扱いはトラブルになりやすい。経営側と職員側で認識の違いが生じやすいためだ。数々の医療機関に入り現場の課題を… ...
※AI音声合成技術を使用しています。そのため、一部読み方の誤りや不自然な発音がある可能性があります。あらかじめご了承ください。 (1)JAMA Network Open誌から夜間の光曝露は心血管疾患リスクを増やす オーストラリアFlinders大学のDaniel P. Windred氏らは、UK Biobank研究参加者を対象に、概日リズムの乱れを起こす夜間の光曝露時間と心血管疾患の関連を調べる前 ...
厚生労働省は2025年12月1日、第12回精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会を開催し、精神療法のオンライン診療に関する議論の方向性を固めた。具体的には現在、「初診精神療法をオンライン診療で実施することは行わないこと」と明記している「情報通信機器を用いた精神療法の適切な実施に関… ...