戦争終結に関する腹案に接して思うことは、日露戦争時の金子堅太郎のような人物が日本にはいなかったこと、そして戦争を政治上の立場から「手段」として理解する基本を踏まえた人物が、政権とまったく関わっていなかったことなどが、改めて指摘できる。
太平洋戦争の開戦前、実際に戦争が始まった後に講和はどのような段階を経て進めるのかという点について、日本の軍事指導者は全くと言っていいほど考えていなかった。それについては前回述べたとおりだが、本シリーズでは、日本側が戦後すぐに「自主戦犯裁判」を計画した ...
ジョージさんは5歳のとき、ロサンゼルスの自宅に突然現れたアメリカ兵から家から出ていくように命令されました。「日系人」ということだけで、生まれた国であるアメリカから「敵」だと見なされ、家族全員が収容所に送られたのです。鉄条網で囲まれ、兵士に監視される日 ...
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