日本新聞協会とリセマムは2025年10月19日、オンラインセミナー「頭脳王・河野玄斗&入試問題のプロ・後藤和浩&3男1女東大理III合格・佐藤ママに聞く『読む力・考える力』の伸ばし方」を開催した。その模様をレポートする。
最大の懸念は「台湾有事」を巡る「存立危機事態」発言であろう。高市首相は国会答弁において、中国が台湾を武力で統一しようと戦艦で海上封鎖した場合、日本の「存立危機事態となりうる」と発言した。台湾有事が存立危機事態にあたる可能性を日本の首相が明言したのは初めてであり、存立危機事態が認定されれば、集団的自衛権を行使して自衛隊が米軍とともに武力行使に踏み切る可能性が示されたことになる。