その結果、リボースやグルコース、ガラクトースといった6種類の糖が検出された。リボースは核酸のうちRNAを構成する糖であり、今回の成果により、これまで小惑星の試料から見つかっていなかった最後の核酸構成分子群が発見されたことになる。小惑星にRNAを構成す ...
元素は宇宙の恒星や超新星爆発などで起こる核反応で作られてきましたが、起源がよくわかっていない元素も多くあります。たとえば私たち生命に必要な塩素やカリウムは、理論予測より一桁多く宇宙に存在することが知られており、どのように宇宙に供給されてきたかわかって ...
東北大 などの研究チームは、 小惑星 ...
東北大学の古川善博准教授などの研究グループは、米航空宇宙局(NASA)の探査機が小惑星ベンヌから持ち帰った砂を分析し、「糖」を発見した。地球で誕生した生命の材料が小惑星によって宇宙からもたらされたとする説の証拠の一つになる。生命の起源解明に迫る成果だ ...
恐竜時代の海で大繁栄していたアンモナイトは誰もが名前を知る古生物ですが、実はその生態や「殻の外」の姿は今もよく分かっていません。NHK「ダーウィンが来た!」が最新の研究を踏まえてそれらの謎に迫ります。同番組ディレクターの植田和貴氏(NHKエンタープラ ...
(CNN) 地球近傍小惑星「ベンヌ」で採取されていた試料から、地球上の生物が持つアミノ酸のひとつ「トリプトファン」が新たに検出された。米航空宇宙局(NASA)の研究者らがこのほど米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表した。
東北大学の古川善博准教授などの研究グループは、米航空宇宙局(NASA)の探査機が小惑星ベンヌから持ち帰った砂を分析し、「糖」を発見した。地球で誕生した生命の材料が小惑星によって宇宙からもたらされたとする説の証拠の一つになる。生命の起源解明に迫る成果だ。研究成果は2日、英科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス」に掲載された。ベンヌは地球と火星の間の軌道を公転する直径500メートルほどの小惑星だ。2 ...
約7万年から7万5000年前、インドネシアのスマトラ島にあるトバ火山の大噴火が気候を劇的に変化させ、人類の人口を1万人未満に縮小させる遺伝的ボトルネックを引き起こしたといわれています。生き残ったのは、食料をあさり、信頼できる避難所を見つける方法を知っ ...
ノーベル生理学・医学賞を受賞する大阪大の坂口志文特別栄誉教授(74)は制御性T細胞を発見した。がんや自己免疫疾患の治療といった応用面も期待されているが、業績の題目は「末梢(まっしょう)性免疫寛容にかかわる発見」。免疫学の長年の謎の解明に貢献したことが ...