注目すべきは、民主党と社会党の接着剤だった国民協同党の存在です。後の首相、三木武夫氏が率いる同党は、資本主義でも社会主義でもない、第三の道としての「協同組合主義」を掲げていました。政務調査会長の船田享二氏(後に衆院議長を務めた船田中氏の弟)は、敗戦ま ...
よく、こう聞かれる。「今どき、マルクスなんて、ご両親は共産党員ですか」、と。だが、ちょっと待ってほしい。マルクスと共産党をイコールでつなげないでくれ。別にマルクス主義者であっても、共産党に属していない人はたくさんいる。そしてなにより、親が共産党でない ...
ウクライナ侵攻の正当性を語る際に、プーチン大統領はしばしばロシアの歴史観、国家観に言及する。ロシアを理解する上で重要なのは、このイデオロギーは、プーチン体制とロシア国民の相互作用によるもので上から押し付けたものではないということだ。
雪が舞う厳寒の地を突然の激震が襲った。青森県で最大震度6強を観測した地震から一夜明けた9日、震源地に近い同県八戸市に産経新聞記者が入った。校舎の基礎部分が沈降し、大型商業施設では内壁が崩落して臨時休業に追い込まれた。初の「後発地震注意情報」が発表されたこともあり ...
安倍晋三元首相銃撃事件で殺人などの罪に問われた山上徹也被告(45)の公判が開かれているが、イタリアの宗教社会学者、マッシモ・イントロヴィニエ氏は、メディアが山上被告の凶行を明確にテロと呼ばない日本の風潮を厳しく批判している。
かつて日本が国策を誤った昭和ファシズムの時代。その前夜には、社会にリベラルな空気があふれた大正デモクラシーがあった。個人の自由や権利、平和への志向を抱いていたはずの人びとは、なぜファシズムのバスに駆け込むように乗り込んでしまったのか。慶大・井手英策教 ...
赤ちゃんの名前には、その時代を生きた人々の願いや、社会の空気が刻まれている。明治安田生命が発表した2025年の赤ちゃんの名前ランキングでも、「人との結びつき」や「輝く人生を願う」気持ちが込められた名前が並んだ。流行りの音、憧れのスター、そして新しい価値観―。名前の変遷を… ...
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『新しい階級社会』という、仰々しいタイトルの本が出た。著者は格差の研究で知られる社会学者の橋本健二先生。新書だが、現代日本の格差に関する多くのデータを集めた重厚な本で、特に、最下層に位置するとされる「アンダークラス」の考察にページを割いている。
「俺は総支配人を知っているぞ!」—たった600円の席代を惜しんでCAを脅迫し、飛行機を引き返させた中国人男の末路とは。