今年、日本人2人の受賞が決まったノーベル生理学・医学賞と化学賞それぞれの選考委員長が、ストックホルム市内で朝日新聞の単独取材に応じた。選考に込める思いを聞くと、いずれも基礎研究の重要性を説いた。
メアリー・ブランコウ博士、フレデリック・ラムズデル博士と共に受賞できるのは大きな名誉だ。ノーベル委員会とカロリンスカ研究所には感謝申し上げる。 免疫系は、侵入してくる微生物から私たちの体を守るが、同時に正常な細胞まで攻撃する危険性もある。以前から、何らかの制御システムが存在するはずだとして、複数の仮説が提唱されてきた。
40代を後半にして、東京大学理科Ⅲ類(医学部)を本気で目指す男性がいる。六花星さん(@932_onsen)だ。塾講師や私学教員として豊富な指導経験を持つが、持病である精神疾患の増悪のたびに職場を変えてきた。初老に差し掛かる彼の、人生について聞いた。
ノーベル生理学・医学賞を受賞する坂口志文(しもん)大阪大特任教授(74)が7日午後(日本時間同日夜)、ストックホルムのカロリンスカ研究所で記念講演した。自身が発見した、体内の過剰な免疫反応を抑える「制御性T細胞」について「臨床応用の段階に入った。この ...
公的ながん情報サイトを参照し、誤ったAI回答(ハルシネーション)を削減― JMIR Cancer 掲載論文で有効性を検証 ― 株式会社pipon(本社:東京都豊島区、代表取締役:北爪聖也、以下「pipon」)は、国立研究開発法人 ...
【読売新聞】 【ストックホルム=長尾尚実】今年のノーベル生理学・医学賞を受賞する坂口 志文 ( しもん ) ・大阪大特任教授(74)が7日、スウェーデン・ストックホルムのカロリンスカ研究所で受賞記念講演を行った。自ら発見し、自己免疫 ...
【ストックホルム=岡本康輝】ノーベル生理学・医学賞の選考委員を務めるスウェーデン・カロリンスカ研究所のトーマス・ペールマン教授が6日、日本経済新聞のインタビューに応じた。日本の医療分野に関連する研究力について「近年多くのノーベル賞を受賞していることからまだ非常に強いことは明白だ」と強調した。2025年は大阪大学の坂口志文特任教授が、免疫反応を抑えるブレーキ役となる「制御性T細胞」の発見で生理学 ...
名古屋大学 大学院理学研究科および環境医学研究所の松本 有樹修 教授と同大学 大学院理学研究科の市原 知哉 助教、白石 大智 研究員らの研究グループは、兵庫県立大学の今高 寛晃 教授、町田 幸大 准教授、国立遺伝学研究所の豊田 敦 特任教授、理化学研究所 生命医科学研究センターの伊藤 拓宏 チームディレクター(生命機能科学研究センター ...
バイオテクノロジーは、医療・食品・環境などさまざまな分野で活躍し、SDGs達成の鍵ともなる重要な技術です。この記事では、そもそもバイオテクノロジーとは何か、具体的にどのような技術を指すのか、身近な具体例から未来の可能性まで、バイオテクノロジーを専門に ...
医師の務めは、目の前の患者への治療だけに留まりません。治療を通して未来の患者の健康を救うなど、医学分野の発展に貢献することもまた医師の仕事の醍醐味といえるでしょう。新しい治療法を行う場合、教科書と異なる症例を見つけたとき……信念をもって柔軟に対応でき ...